プラウドタワー船橋
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プラウドタワー船橋(プラウドタワーふなばし)は、千葉県船橋市に所在する超高層マンション。野村不動産が手がける高級マンションブランド「PROUD」の分譲マンションとなっている。
概要[編集]
船橋北口マンション計画により、船橋駅(JR東日本・東武鉄道)北口からペデストリアンデッキによって接続されている[1]。
共同住宅からなり、建築規模は地下1階 - 地上31階、塔屋2階建て全293戸の超高層マンションとなっている。設計・監理は清水建設、デベロッパーは野村不動産が行っている。
ボーリング調査による支持地盤は地表面から約27メートル以深の支持層となっており、アースドリル杭工法による杭(拡頭杭、拡底タイプ)を38本打ち込んでいる。耐久設計基準強度30 - 60ニュートン平方ミリメートルの鉄筋コンクリートコアウォール、中チューブ、外チューブの3つのチューブからなるコア型トリプルチューブ構造を採用している[2]。
野村不動産が2003年は新ブランド「プラウド」を設け、地域の旗艦となる存在感のある高層マンション向けブランドとして「プラウドタワー」を新設した。プラウドタワー船橋は「プラウドタワー」ブランドの第一弾であり、外観のデザインを建築家の秋元和雄が担当した[3]。特に高齢者向けとうたっていたわけではないが、駅近が受け2003年末時点で購入者の4割以上を50歳以上が占めた[4]。このプラウドタワー船橋や埼玉の物件など、競合の少ない都心外の大型物件でこの年、野村不動産は業界シェアを2.5%と大きく伸ばした[5]。
築12年を経た2017年時点においても購入待ちが出るほどの人気を保っており、価格上昇率は38.4%に及ぶ[6]。
施設[編集]
- 住戸:293戸
- エレベーター:9人乗りの150メートル毎分2台、非常用20人乗り150メートル毎分1台、合計3台(97.7戸/台)
- その他:ラウンジ、スカイラウンジ、ゲストルーム
アクセス[編集]
公共交通機関[編集]
自動車[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ “プラウドタワー船橋 千葉県船橋市・超高層タワーマンション”. www.eonet.ne.jp. 2019年9月4日確認。
- ↑ “プラウドタワー船橋 タワーマンション・超高層マンションのパンフレット&図面集”. towerlife.jp. 2019年9月4日確認。
- ↑ 「野村不動産 高層マンションに新ブランド 千葉・船橋に第1弾」『日本工業新聞』2003年11月11日付13面掲載記事
- ↑ 「すまい未来形 熟年夫婦向けマンション」『読売新聞』2003年12月13日付21面掲載記事
- ↑ 「新築マンション 住友、野村不動産が躍進」『市場占有率2005年版』編者: 日経産業新聞、日本経済新聞社、2004年、276-277ページ。
- ↑ 『週刊東洋経済』2017.8.12-19 特集 親の住まい 子の住まい 船橋 51ページ ライター:大正谷成晴