フォーク (MediaWiki)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
フォーク記事から転送)
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MediaWikiにおけるフォークには、二つの用法がある。記事を対象とする場合は、先編集権により後から内容が追加できないことにより加筆出来なくなるのを防ぐための制度。ユアペディア及びウソペディアで導入されているものである。一方、ウィキそのものを対象とする場合は、コンテンツを引き継ぎつつ、一方のウィキから別のウィキが分裂することを指す。

記事のフォーク[編集]

上記の2サイトでは、先編集権の制度があり、後から他人が内容を完全に書きかえることが出来ない。しかしこれでは自由な編集が出来ないということで出来たシステムである。

例えばエンペディアという記事をフォークする場合、エンペディア (2)のようにフォークする。

名前の由来は食器のフォークのように枝分かれすることからこの名前になっている。

なお、ウィキペディアにもFork-A-Pageというガジェットが存在するように、フォークは必ずしも先編集権が存在するサイトに限ったことではなく、英語版アンサイクロペディアでもfork a pageという文例も存在するが、これらのサイトでは制度としてのフォークは存在しない。

ウィキそのもののフォーク[編集]

ウィキそのもののフォークは、コミュニティが内部対立の結果、分裂した場合に引き起こされる。アンサイクロペディアでは比較的多くの事例が見られ、日本語・英語・ロシア語・ポーランド語の各言語版はフォークされている。また、アンサイクロペディアがFandomにあった頃のFandomへの反発や、一部サイトのMiraheze移転の際の画像移入の遅れを理由に、Carlb氏が独自にフォークしているアンサイクロペディア群も一定数存在する(多くはFandomがアンサイクロペディアを追放した結果、再統合されたが、現在も、インドネシア語版やアラビア語版などは、このせいで分裂している)。

また、ウィキペディアにもフォークが存在する。代表的なものは、英語版のフォークとして出発しているEverypediaなどである。

Chakuwikiでは2020年本家閉鎖騒動の結果、消滅回避のために複数のフォークサイトが生まれている。なかでもChakuwiki.org(org版)とChakuwiki.miraheze.org(miraheze版)の規模が大きく、先に作成されたorg版をフォーク、後発のmiraheze版をスプーンと呼び分けられることがある。

関連項目[編集]