アコースティック・ギター

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アコースティック・ギター(acoustic guitar)とは、撥弦楽器であるギターのうち、スチールを使用するギター。

概要[編集]

フォークギター(folk guitar)、生ギター、スチール弦ギター(steel guitar)、略して「アコギ」とも呼ばれる。電気的な増幅器を持たない素朴な音色を出すギター。弦楽器のうち、弦をはじいて音を出すため、「撥弦楽器」の仲間である。
チューニングは、開放弦では、低いから順にE1-A1-D2-G2-B2-E3となる。この全ての音をコードネームで書き表すと、Em7(add11)となる。1弦はE3、2弦はB2、3弦はG2、4弦はD2、5弦はA1、6弦はE1。低い音から順に、E線、A線、D線、G線、★B線、E線という。ギターの最低音E1は、音域名はバリトンの最低音辺りである。左手でコード(和音)を押さえ、右手でピックや指を使って弦を弾いて演奏する。指板には、指を押さえる場所の目安となり、音域・音高を分けるための「フレット」が付いている。ポピュラー音楽でよく使われている。ギターの全ての弦全体を半音ずつ下に移調するものを「カポ」「カポタスト」という。

カポタストを使わない場合「E1,A1,D2,G2,B2,E3」のチューニングを「レギュラーチューニング」と呼ぶ。

カポタストを1にすると、全弦を半音下げるチューニングになる。

これとよく似た楽器にクラシックギターがある。クラシックギターはナイロン弦ギターと呼ばれる。

★ギターにおける音名表記は、英語音名固定となっている。