フェンリー・ルナエッジ

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フェンリー・ルナエッジとは、アクションゲーム「ロックマンゼロ」シリーズに登場するボスキャラ。

概要[編集]

北欧神話に出てくる狼の化け物、フェンリルをモチーフにしたロボット。昔の戦争で暴れまわったが、回路が故障しており暴走したため封印された。4作目の「ロックマンゼロ」に登場し、黒幕バイルの手によって封印から目覚めさせられ、バイルの手下「アインヘルヤル八闘士」の一人としてゼロの前に立ちふさがる。

好戦的な性格で、同じ八闘士のプープラ・コカペトリをおっさん呼ばわりするなど傍若無人。冷気の属性を持ち、炎に弱い。

ボスキャラクターとしての強さ[編集]

ロックマンシリーズにおいては、大抵、氷属性のボスキャラは弱いという法則がある。ロックマンゼロでも、これまでのシリーズに登場した氷属性のボスキャラ、妖将レヴィアタン、ブリザック・スタグロフ、ポーラー・カムベアス、グラチャー・レ・カクタンク、チルドレ・イナラビッタ、皆弱いことに定評があった。ところがこのルナエッジは、氷属性のボスとは思えないほどの強さを誇り、動きが変則的であることから初見殺しとして猛威を奮った。おまけに、ルナエッジと戦うステージは足場が凍りついていて不自由であり、ルナエッジの攻撃をうまく避けることが出来ない。その上、部屋が狭い為、攻撃を完全に避けるのは困難を極める。

炎属性の技を当てると動きを一時的に止めることが出来る為、多少攻略の難易度が低下する。それでも、壁を蹴りながら三回往復して攻撃する「天狼疾駆」や、非常に長い氷の刃を画面の上と下から交互に発生させて攻撃する「ホワイトファング」など、技の多くが回避の難しいもので、ロックマンゼロ4の中でも強敵の一人と言われる。最初の内は反則気味に強いように感じられるが、こんなボスでも慣れてくると動きの癖が把握できてノーダメージ撃破は難しいものの結構簡単に勝ててしまう。