フィクション・ブレイカーズ

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フィクション・ブレイカーズ』はGA文庫ライトノベル。作者は、西島ふみかる。イラストは、大崎シンヤ

特徴・評判[編集]

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第8回GA文庫大賞の奨励賞受賞作。いわゆる「メタもの」。男性主人公で視点は三人称一視点。

なお、本作の舞台となる組織は、「厚生省健康局エンタメ汚染症対策室・関東第二支局意識潜入治療課」であるが、本省の対策室の下に地方の機関が直属するような組織設計は通常ありえない。「関東信越厚生局」のような地方支分部局が存在するはずだからである。

あらすじ[編集]

『エンタメ汚染症』。それは妄想の世界に何年も囚われたままとなる恐ろしい病だった。それを治せるのは患者の脳内に飛び込む『意識潜入治療』を行う潜入官のみだったが、いまだ治療法には様々な問題が存在した。

家族がエンタメ汚染症に罹患した少年・天津響は、潜入官として厚生省健康局エンタメ汚染症対策室・関東第二支局意識潜入治療課に配属される。そして、天才美少女で相棒となる獅子堂世莉に「バカなの?」と罵倒されながら、エンタメ汚染症と戦うことになる。

登場人物[編集]

意識潜入治療課[編集]

大津響
16歳。黒髪の少年。潜入官仮ライセンスを得る。
獅子堂世莉
金髪の美少女。高飛車な性格。家族がエンタメ汚染症の犠牲者。将来の夢は、官僚(医系技官)として厚生省で出世すること。
佐々六花
赤髪ショートの若い女性。巨乳。関西弁で話す。後輩の響をかわいがっており、彼にわざと胸を当ててからかっている。
八神雪村
男性。温和な潜入官。
久能ちぎら
課長。冷徹な性格。

患者[編集]

水嶋優
響の「幼なじみ」。彼にパンツを見られた。
天津千瀬
響の妹。エンタメ汚染症で昏睡状態になっている。