ヒアルロン酸

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ヒアルロン酸(ひあるろんさん)は、保湿成分の一種。

N-アセチル-D-グルコサミンの C3 位にD-グルクロン酸が、またD-グルクロン酸のC4位にN-アセチル-D-グルコサミンが交互にβ-グリコシド結合をした多糖でもある。動物組織に広く分布し、ほかの酸性ムコ多糖と共存する。ウシの眼のガラス体、さい帯、関節液に多量に存在する。

粘性が高く、体内組織中に多く分布するが、加齢とともに減少する。薬剤では骨関節炎治療や白内障治療などに用いられる。最近ではグミゼリーなどの食品などにも用いられているようである。