ヒアデス星団
ナビゲーションに移動
検索に移動
ヒアデス星団(Mel 25、Caldwell 41)は、おうし座に位置する散開星団である。
概要[編集]
1等星アルデバランの近傍に広がるV字形の星の集団で、おうし座の顔の位置にある。日本ではその形状から釣鐘星(つりがねぼし)と呼ばれていた。 ギリシャ神話に由来し、ギリシャ語読みでは「ヒュアデス」であるが、天体名のラテン語読みルールにより、y=「イ」であるため、「ヒアデス」と記す。これは、Procyon=「プロキオン」と同様であり、「ヒヤデス」と書くのは誤りである。
ギリシア神話では、ヒュアデスは、巨人アトラースとプレーイオネーあるいはアイトラーの間に生まれた7人姉妹とされており、プレイアデスの7人姉妹とは同母あるいは異母姉妹の関係にある。
中国では畢(ひつ)と呼ばれる。天の赤道帯を区分した二十八宿の1つ畢宿に該当する。
「ヒアデス星団(おうし座)の方言」も参照