バードン (ウルトラ怪獣)

バードンとは、『ウルトラマンタロウ』に登場する怪獣。

データ[編集]

第17話「2大怪獣タロウに迫る！」から第19話「ウルトラの母愛の奇跡！」までに登場。

ウルトラシリーズでは初の3話連続して登場した怪獣である。

古代にケムジラを絶滅させたとされ、大熊山の火口で長い間眠っていたが、しかし大熊山の火山活動によって復活した非常に凶暴で獰猛な性格をした鳥のような外見をした肉食の地球最強の怪獣である。

同じく復活したケムジラの幼虫を食べ尽くしてしまい、巨大化したケムジラとウルトラマンタロウの戦いに乱入。

タロウを嘴で滅多刺しにして惨殺させて助けにやって来たゾフィーに圧倒されたが、不意に高熱火炎でゾフィーの頭に火を付けて惨殺した。

武器としては口から放つ4万度のある火炎、翼から放つ突風、ウルトラ戦士の皮膚を貫いてしまうほどであり猛毒を持った太くて鋭いクチバシ。

マッハ10の速度で飛行することが可能である。

最後はタロウのキングブレスレットの分身能力で混乱したことで大熊山の火口に転落して絶命した。皮肉なことに生まれた場所が死に場所になるほどあっけない最期を迎えるのであった。

『ウルトラマンメビウス』第3話「ひとつきりの命」、第24話「復活のヤプール」に登場。

初代が産んでいた卵から孵ったとされ、ボガールによって目覚めて初代と同じく大熊山の火口付近から出現した個体である。

本作以降毒をもった両頬の毒袋が、破壊されて体内に毒が流れてしまい弱体化してしまうという設定が追加された。