ヴァイオリン
(バイオリンから転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
ヴァイオリン(violin)とは、ヴァイオリン属と呼ばれる弦楽器の高音部楽器で、弦楽器の代表格。弦楽器の中で最も小さい楽器。弦の数は4本で、高い音から順に、E4、A3、D3、G2と5度間隔で調弦される。音域はG2(約196Hz)~E6(約2637.02Hz)で、3オクターブ半+半音3個で、4オクターブ弱あり、音域がかなり広い。最低音は真ん中のドより完全4度低く、音域の広さは、ソプラノ付近で、アルト〜ソプラニーノの音域まである。ヴァイオリン属の中で音域が最も広い。ヴァイオリン属の弦楽器の中でソプラノパートを担当する。メロディーを担当することが多い。オーケストラの中心となる楽器で、室内楽、ソロとして場は広く使われている。弦は、スチールやナイロンで作られた弦を使っている。高音域拡張による、かなり広い音域を出すために、指板の長さは長くしてある。楽器を安定させるためのあご当てが付いている。各部の調弦の線は、高い音から順に数えると、弦は右から順に並び、E線、A線、D線、G線となっている。ヴァイオリンの両側にはf字孔という穴があいている。指板にはフレットがなく、左右中央はくっきりとC字型にえぐれた胴になっている。弾き方は、弦を弓で擦って音を出すので、擦弦楽器である。鳴らせる音は、2つ以内の重音を弾くこともできる。オーケストラでは、ヴァイオリンパートが更に第1、第2に分けられる。
ヴァイオリンの調弦の全ての音をコードネームで書き表すと、A7sus4となる。
ヴァイオリンの音域を他の楽器で表すと、フルートに当たる。