ネフェルティア・デモナール・オーディヌス
ネフェルティア・デモナール・オーディヌスは、『鎧の姫君たち』に登場するキャラクターでヒロイン。
概要[編集]
式神竜彦が異世界で最初に会った共鳴体の女の子。魔族王国デモナールの王女「魔王姫」で15歳。青い瞳をしている。小柄な体形だが、竜彦曰く「魔王級の巨乳」。
魔族であるにも関わらず魔法を使うことができないため、王国時代の魔工学の先生『悪夢の担い手』デルターシュ・ブレイズが鍛えた「ブリージンガーメン」という鎧を着用して戦う。魔法こそ使えないが、鎧を着用したネフェルティアの実力は、「雷華」の異名をもつクリスティーナと互角。
母親である魔王を決闘で倒して自分が魔王になるために、魔法の使えない人族が魔法を使うための技術を学ぶ「知恵の学院 魔法石機関工学科」に通っている。宰相がいないと仕事ができない母親を倒すことで、誰でもいいから母親を倒して過労気味の宰相を楽にさせてあげようと兄弟姉妹と誓ったのだが、家族からは「無理に魔王を目指さなくていい」と温かく見守られている。それでは駄目だと思ったネフェルティアは家族からは心配されつつも、許可をもらって学院に通うことにする。
子供っぽく、素直で純粋な思い込みの強いところがある。そのため、誘惑が多ければ多いほど竜彦の修業になると誘惑したりすると勘違いして実行したりしている(竜彦としては意識的な誘惑よりも日常の無防備なところの方が誘惑効果が高かったりする)。
ネフェルティア自身は気づいていないが、魔法を使えないのは緑竜《豊穣なる》フレイアを自分の体内に膨大な魔力を使って抑え込んでいるため。
動向[編集]
空から落ちてきた竜彦と出会い、話を聞いて自分が好きな竜星伝説の元になった伝承の騎士である「竜星の騎士」として慕っている。「ネフェルティアの傍にいたい」という竜彦の申し出によって、竜彦を従者とする。
クリスティーナが竜彦を気にいってネフェルティアものぞんだことで、「竜彦の傍にいる権利」をかけて決闘をすることになる。勝負は互角であり、怪我をする前に竜彦が止めたことで、両者勝利という結果になった。その後は、竜彦を巡ってクリスティーナにライバル意識を持ちつつも、友人となる。
武神ファナ・ロッサから学園と研究所の関係を聞かされて、竜彦に学院を守ってもらいたい告げられる。だが、竜彦本人には学院に縛りつけたくはないと話さず、悪夢が蘇る危険性を考えて竜彦の一番傍にいるネフェルティアにだけ告げる。そのことで、ネフェルティアは武神を「誇り高い戦士」と敬意を表することになる。
その他[編集]
- 【すきです! ラブコメフェア】作品の宣伝のためのビジュアルノベルゲーム『私立ラブコメ学園』に登場する。