ドッペルゲンガー

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ドッペルゲンガーは、もう一人の自分が目の前に現れるという超常現象である。

概要[編集]

それを見た人間は死ぬと言われている。ところが、見てもぴんぴんしてる人の方が多いのである。
精神医学上の用語では、オートスコピー(自己像幻視)と呼ぶらしい。脳腫瘍や解離性障害の症状の一つとされることもあるが、第三者によって目撃される例もあることから必ずしもそうとは言えないものである。
芥川龍之介は銀座と帝国劇場で2度、ドッペルゲンガーを見たという。芥川龍之介は、只野真葛という女性の書いた『奥州波奈志』ちう随筆にドッペルゲンガーの典型的な例が出ていたが、芥川はそれをわざわざ自分の創作ノートに書き写している。
ゲーテも見たという話もある[1]

冗談[編集]

言い方は悪いかもしれないが、チー牛タイプの人間からすれば自分と同じ顔の人間はそれこそ掃いて捨てるほどいるため、これをドッペルゲンガーにカウントするのもなんだかなぁである。
つーか、「なんか知らんが薄汚いのが歩いているな」と思ったらガラスに映った自分の姿だったという経験はありがちなので、「出ても気づかない」と思う。

脚注[編集]

  1. 『詩と真実』、第三部。

参考文献[編集]

  • 澁澤龍彦『東西不思議物語』

関連項目[編集]