トーピドカーとは、日本製鉄北日本製鉄所室蘭地区で使われている貨物車輛である。魚雷のような外見からこの名前になった。
国鉄の貨物車輛であるタキ4300系を野太くしたような外見で、溶けた熱々の鉄を運搬するために使われる。製鉄工場では車体を回転させて溶けた熱々の鉄を流しいれるそうである。他にも珍しい車両としては、セメントの材料に使われる「スラグ」を運搬する「鋼滓台車」という鍋のような特殊な車輛がある。