トロリーコンタクター
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トロリーコンタクターは、路面電車において分岐点や信号機の制御に用いる装置である。
概要[編集]
架線に取り付けられた棒状のスイッチで、車両が通過する際にパンタグラフがスイッチと接触することで列車の通過を検知し、分岐器や信号機の制御を行う。分岐器の制御では2つ以上のコンタクタを叩いた時間差で分岐器をどの方向に開通させるか制御している。
これは路面電車が架線から電気を取り入れて走行する電車であることから使用できるもので、内燃機関で駆動する車両だと使用することが出来ない。万葉線6000形と伊予鉄道の坊ちゃん列車はいずれも動力車がディーゼルであり、トロリーコンタクターの制御用に前者は霜取りを兼ねた下枠交差型パンタグラフを、後者は客車にビューゲル型の車上コンタクタを設置している。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注釈