トロッコ問題
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トロッコ問題(トロッコもんだい)とは、倫理学上の問題・課題である。ここで言うトロッコとは、鉱山などで使用される手押しの軌道車両ではなく、路面電車の車両である。
概要[編集]
線路を走行中のトロッコが暴走状態になった。トロッコの進む先で線路が分岐しており、何もせずにいれば5人の作業員が轢き殺されてしまう。しかし分岐を切り替えれば1人の作業員の犠牲で済む。この時分岐を切り替えるべきか? |
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という問いから、人間の倫理・道徳的ジレンマを解決するか知ろうとするもの。倫理・道徳的ジレンマの解決に重きを置くため、
- トロッコは障害物で止められない
- トロッコの乗務員及び分岐のそばに居る人物の法的責任は考慮しない
といった付加条件がある。
倫理観・道徳観を問う場面以外でこの手の質問がなされる時は他人の困っている顔を見たいだけのサディストな事が多い。
正しい回答?[編集]
このトロッコ問題について、ツイッタラーB作は「車輪が片方入り込んだ際に分岐を切り替える」と、技術的に回答した(ツイートリンク)。このようにすることでトロッコ自体が停止し、作業員6人全員が救われることになる。
もっとも、ボギー車では助からない可能性がある他、トロッコの乗務員・乗客が死ぬという可能性もある。