デンキウナギ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

デンキウナギ(電気鰻)とは、デンキウナギ目デンキウナギ科デンキウナギ属に属する魚類の総称である。「シビレウナギ」という別名もあるがあまり使われない。

概要[編集]

体長1.3m。体は円筒上で、暗褐色。

鱗は無い。

生態[編集]

南米アマゾン川オリノコ川に分布する。

夜行性である。

電気[編集]

デンキウナギは、電気を出し、獲物を感電され、捕らえる。また天敵のカイマンから身を守るのにも使われる。

出す電気は、最高600ボルトになり、これは1頭を気絶されることが出来る位である。

2015年の研究で、電気を使い暗闇で獲物の位置を突き止める事も出来るとわかった。

分類[編集]

名前に「ウナギ」と付くが、ウナギの仲間ではなく、コイナマズに近縁である。

元々は、エレクトロポルス・エレクトリクス(Electrophorus electricus)1種のみとされていた。

サンタナらの研究チームにより新種のデンキウナギであるエレクトロポルス・ウォリー(E. varii)とエレクトロポルス・ウォルタイ(E. voltai)を記載した論文が2019年ネイチャー誌に、掲載され、3種となった。