デニス・マツーエフ
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デニス・マツーエフ(英:Denis Matsuev、1975年6月11日 - )はロシア生まれのピアニスト。力強いダイナミックな演奏で知られる。身長195cmの巨漢による超絶技巧とクリアな音が魅力。ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサンジェルス・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団など有数のオケと共演している。現在最高“最強”のピアニストといわれる。
経歴[編集]
- 1975年6月11日、バイカル湖沿岸の都市イルクーツクの音楽一家に生まれる。
- 1979年、4歳で祖母Vera Albertovna Rammulに教わり、様々な楽器を手掛ける。
- イルクーツク音楽学校で学ぶ。
- 1991年、モスクワ音楽院付属中央音楽学校[1]に入学する。
- 南アフリカのローデンポート国際音楽コンクールでグランプリを獲得。
- 1994年、モスクワ音楽院に入学。ナセドキン、ドレンスキーに師事。
- 1995年、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団のソロイストとなる。
- 1998年、第11回チャイコフスキー国際コンクールで優勝
- 2014年02月24日、ソチ・オリンピックの閉会式でラフマニノフ2番を弾く[2]。
来日コンサート[編集]
- 2017年12月9日、武蔵野市民文化会館 小ホール
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』作品31-2
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 作品110
- チャイコフスキー:『ドゥムカ』作品59
- チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 作品37
- (アンコール)
- リャードフ:音の玉手箱
- シベリウス:練習曲作品76-2
- ラフマニノフ:前奏曲作品32-12
- グリーグ:山の魔王の宮殿にて
- マツーエフ:即興
- 2017年12月10日(日) 13:00 サントリーホール
- マリインスキー歌劇場管弦楽団 The Mariinsky Orchestra
- ワレリー・ゲルギエフ Valery Gergiev (芸術総監督、首席指揮者, Artistic and General Director)
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番 嬰へ短調 Op. 1
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op. 18 (ピアノ:デニス・マツーエフ)
- ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 Op. 27
- 2017年12月10日(日) 18:00開演 サントリーホール
- マリインスキー歌劇場管弦楽団 The Mariinsky Orchestra
- ワレリー・ゲルギエフ Valery Gergiev (芸術総監督、首席指揮者, Artistic and General Director)
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op. 30
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番 ト短調 Op. 40 (ピアノ:デニス・マツーエフ)
- ラフマニノフ:交響的舞曲 Op. 45
- アンコール:メンデルスゾーン『真夏の夜の夢』よりスケルツォ
- 2015年 6月11日 サントリーホール
- 指揮ユーリ・テミルカーノフ
- 読売交響楽団
- プロコフィエフ : ピアノ協奏曲第3番ハ長調作品26 (Pf : デニス・マツーエフ)
- ショスタコーヴィチ : 交響曲第10番ホ短調作品93
- 2015年 6月13日 14:00 東京芸術劇場
- 指揮=ユーリ・テミルカーノフ
- ピアノ=デニス・マツーエフ
- プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
- ショスタコーヴィチ:交響曲 第10番 ホ短調 作品93
- 2012年11月14日(水)19時開演 サントリーホール
- ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団
- リャードフ:キキモラLiadov: Kikimora op.63
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 作品30 (ピアノ:デニス・マツーエフ)Rachmaninov: Piano Concerto No.3 in d minor op.30
- ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 作品47 Shostakovich: Symphony No.5 in d minor op.47
- ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団
参考文献・注釈[編集]
- ↑ Central Music School at the Moscow Conservatory
- ↑ ソチ五輪、17日間の熱戦に幕