テレシネとは、シネマスコープサイズで撮影された映像を、テレビ放映用に変換する作業。「テレシネ変換」「テレシネ作業」などと言われる。
シネマスコープとテレビ映像は、おもにアスペクト比、fps(1秒間のコマ数)が異なる。テレシネ作業によって、画面に黒い帯状の部分(元映像に何も映っていない部分)を付加してレターボックスと呼ばれる画面構成にし、アスペクト比を維持する。同時に元映像2コマの中間に、映像が混ざったコマを挿入する、2-3プルダウンと呼ばれる操作を行って、fpsを合わせる。音声も同時に速度を調整する。