タヒ
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タヒ(たひ、タヒ)は「死」の意味で用いられるインターネットスラング、死の俗語である。
概要[編集]
特に半角カタカナの「タ」と「ヒ」を横書きで組み合わせると、「タヒ」←漢字の「死」に似ていることからできた言葉である。タヒの字形は、漢字の「死」の横棒1本を省いたもの。「死」の見せかけの意味であり、死の隠語で、死にそうなほど疲れた状態、疲労、絶望、我慢できない、生きるのがつらい状態、不吉な状態を意味する。仮死。死の伏字的な意味合い。「タヒ」の読み方は、通常、「し」とは読まず、「たひ」と読む。死の代用漢字。画数は5画。タヒの文字数は2文字。漢字で書くと環境依存文字となる→「𡖅」。
「夕方(ゆうがた)」の「夕(ゆう)」+「ヒ」を組み合わせたものである「夕ヒ(ゆうひ)」でも可。夕ヒは、「ゆうひ(夕日)」と読める。タヒは、「死を崩したもの」「死をベースにして作られたもの」。
「タヒ」「夕ヒ」は、共に、文字数は1つにまとまっておらず、文字数は2つである。
本物の「死」ではあまりにも直接的な恐怖なので、死の恐ろしさの回避のため「タヒ」の字を作り出したのである。
タ+ヒ=タヒ
例:「私たちはタヒなないの」「すっぴんな顔の奴は津波に流されてタヒねや」「タヒ角」「タヒはダメよ。にらんでる!」
なお、SNSでは、死そのものよりも、疲労や絶望といった意味で使われることもある[1]。
脚注[編集]
- ↑ “タヒる(たひる) (2020年4月5日)”. エキサイトニュース. 2020年7月31日確認。