タイムズアベニュー
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タイムズアベニューとは、新宿駅西口周辺地域の地下に張り巡らされている地下歩道、新宿歩行者専用道路2号線、3号線(計画)の通称。2018年時点で、Ⅱ期工事までが終了している。
計画部分を含めて総延長は1.3kmで、途中他の地下通路や地下鉄駅、ビル等と接続し、新宿西口地区の地下道ネットワークの一翼を担っている。地下通路外周の円状の通路の上半分。
タイムズアベニューは、時間をまたぐ通路をコンセプトにしており、地下通路「リンク」と、リンクの途中に設置される空間「ノード」により構成される。リンクにはL1〜L6、ノードは両端を含むN1〜N7とナンバリングされ、Ⅱ期工事終了時点でN1〜N5と、それを繋ぐL1〜L4が完成している。
- N1
- タイムズアベニュー1つ目のノードであり、始点。都庁前駅上に置かれ、ハイアットリージェンシーホテルと接続。赤い円柱が特徴的で、タイムズアベニューの始まりを印象付けている。長いエスカレーターで都庁前駅と接続。
- L1
- N1・N2を結ぶリンク。全体が左右の通路に分けられ、2つの通路間を繋ぐ空間に置かれた幾何学的なオブジェは、未来の大地をイメージしている。通路の壁は光沢のあるメタリックガラスで、未来を表現している。
- N2
- 中央に置かれた高さの違う円柱型のオブジェと、その天井に埋め込まれたミラーとLEDの装飾が、時計と時間をイメージしている。地上階段が設けられている。イメージカラーは橙。
- L2
- N2・N3を結ぶリンク。短い。ガラス壁に映り込む人々が、現在を表現している。
- N3
- 通路と一体化したカーブになっている部分。天井のランダム性を持って配置された照明がノード(結び目)を象徴する。イメージカラーは黃。
- L3
- N3・N4を結ぶリンク。動く歩道が設置されており、長い間かけて形成された石を用いた壁が過去を表現している。途中でヒルトン東京、新宿アイランド、東京医大病院前(地上)と接続している。
- N4
- 西新宿駅に繋がるノード。空、雲、宇宙などをイメージした照明が設けられ、緑をイメージカラーとしている。第Ⅱ期工事でビルとの接続を増やし、タイムズアベニューの説明板が設置された。新宿アイランドとも接続。
ここまでが第Ⅰ期工事区間。
- L4
- N4・N5を結ぶリンク。ランダム性のあるレンガ敷の通路と地層パターンの壁が過去を表現している。
- N5
- 新宿警察署前など2箇所の地上階段が設けられ、新宿野村ビルに接続している。なお、野村ビルからセンタービルを経由し4号街路地下通路に抜けられ、新宿駅に繋がる。連続するガラス壁が、空間や時間の変化を象徴する。イメージカラーは青。
ここまでが第Ⅱ期工事区間。
- L5
- N5・N6を結ぶリンク。計画・工事中。現在を象徴する。
- N6
- 新宿駅西口のカラオケ館付近。計画・工事中。イメージカラーは藍。ここから新宿駅に繋がる。
ここまでが第Ⅲ期工事区間、かつ2号線。この先は3号線区間となる。
- L6
- L6・L7を結ぶリンク。計画・工事中。未来を象徴する。
- N7
- タイムズアベニュー終着点となるノード。計画・工事中。新宿西口駅付近に置かれ、新宿大ガードを抜けたヤマダ電機付近まで繋がる。また、西武新宿駅コンコースを経て新宿サブナード、メトロプロムナードに接続する。イメージカラーは紫。