スマホ熱中症
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スマホ熱中症(スマホねっちゅうしょう)とはスマホやパソコンを使い続けるなどした結果、電源が落ちたり、充電ができなくなったり、最悪の場合スマホが故障し使えなくなることもある症状のこと[1]。いわゆる熱暴走のことである。
人間の熱中症に例えたこの表現は、少なくとも2012年には用例が確認できる[2]。
概要[編集]
ほとんどのスマホは気温35度までの場所で使用することが推奨されており[1]、炎天下で使い続けていると「高温注意アラート」が表示される場合がある[1]。
リチウムイオン電池[3]は熱に弱く、iPhoneの場合は、「iOS デバイスは環境温度 (周囲の温度) が0~35℃の場所でお使いください。[4]」と指定されている[5]。バッテリーが高温になると、バッテリーの性能劣化を早める。さらに、劣化したバッテリーは充電時に高温になりやすくなる。また、高温になることで故障を誘発したり、最悪の場合バッテリーが膨張して基盤や液晶を破壊したりしてしまうこともある[5]。
原因[編集]
(この節の出典[5])
夏[編集]
- 気温が高い
- 直射日光が当たる
- 体温
冬[編集]
- 暖房器具
- ホットカーペット
通年[編集]
- 充電をしながら長時間スマホを使い続ける
- 負荷のかかるアプリ
頻発するスマホ[編集]
対処法[編集]
熱を逃がす[編集]
熱くなったスマホを保冷剤で冷やそうすると、スマホの中に結露が発生し、画面が曇ったり、基盤がショートして、壊れる危険性がある[5][6]。そのため、スマホやパソコンの熱を逃すには、熱くなる部分に熱伝導率の高い銀や銅(十円玉など)冷やすとよい[6]。
スマホやパソコンの裏側(足りないなら、熱がたまりやすい部分)に10円玉をできるだけたくさん置くと良い[6]。
再起動[編集]
バックグラウンドで動いていたアプリがリセットされ、メモリが開放されることで負荷が減る[5]。
脚注[編集]
- ↑ a b c “猛暑で危険“スマホ熱中症” 対処法 ここに「落とし穴」(フジテレビ系(FNN))” (日本語). Yahoo!ニュース. 2020年8月23日確認。
- ↑ “『スマホあつくない??』~スマホ熱中症?に注意!スマホの温度をチェックして予防しよう~” (日本語). andronavi (2012年10月9日). 2020年8月23日確認。
- ↑ スマホのバッテリーに使われている
- ↑ 機種によって異なる
- ↑ a b c d e “スマホも「熱中症」になる? もしもの時の対策法まで解説”. らしく。 (2019年8月7日). 2020年8月23日確認。
- ↑ a b c “スマホ、パソコンの“熱中症”には10円玉が効く!” (日本語). ウェザーニュース. 2020年8月23日確認。