ジャンカ馬踊り(ジャンカうまおどり)とは、宮崎県都城市に古くから伝わる踊りで、民俗芸能である。変わった踊りであり、首に鈴を付け、色々な飾りで仕立て上げられたぬいぐるみの馬を安久節などのテンポの早いはやしに合わせて踊らせる。はやしは三味線、太鼓のにぎやかなもので、馬は足を上げ、足を踏み鳴らし、体を躍らせてリズミカルに踊る。馬踊りというのは日本全国を見渡しても珍しいもので、この踊りは薩摩藩が馬の飼育を奨励していたことから発生した踊りではないかと見られている。