サーモグラフィー
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サーモグラフィーとは、熱分布や温度を色別で表した図や、画像で分析する装置。
概要[編集]
温度を色の寒暖感で取得する装置。色を見たときに温度の感覚を起こす心理的効果。色から感じる温かさ、色の持つ寒暖感。温かさ、温度感覚を色で区別し、色で表すもの。色の寒暖感は色相に関係する。熱画像、熱分布画像とも呼ばれる。低温から高温になるにつれ、群青色~青~ターコイズ~緑~黄緑~黄色~オレンジ~赤~ピンクと色分けされている。高温の箇所を暖色、中程度の温度を中性色の緑、低温の箇所を寒色で色分けしている。色相の持つ心理効果のイメージといえる。色のSD法の評価対象の反対語のうち、「暖かい⇔冷たい」の形容詞対である。サーモグラフィの中性色は緑系の色のみとなる。
ピンクを除けば、可視光線の単色光に存在する色となる。
赤~朱色は過熱、強い熱、黄みがかった橙色~黄色は過熱気味、緑は正常、青緑は少しヒンヤリした感じ、真っ青は寒色の感度が強く、冷え込んでいることを表している。中性色は、色の持つ寒暖感があまり感じない色で、寒暖感を等分に持っている。