ゴムバイン
P超無重力ぱちんこゴムバイン(Gom-BAIN / ぱーらー・ちょうむじゅうりょく)とは、1GAMEのヨースケ氏が開発したオリジナルパチンコ台である。キャッチコピーは「体験せよ、未知の無重力」とあるように、パチンコの常識を打ち破った台でもある。
概要[編集]
2021年5月11日に公開された『オリジナルパチンコ『ゴムバイン』作ってみた』( https://www.youtube.com/watch?v=4hj6BpdLN8c )にて開発・登場したパチンコ台で、前作の究極一発シリーズ同様に「一発台」のパチンコとなっている。
開発の際、サブチャンネルのヨースケ氏と超スペシャルゲストであるいきなりヨースケのヨースケ氏の二人で作戦会議した際、今回のテーマである「バイン系」・「無重力パチンコ」・「告知ランプを巨大化・派手化」が決定され、それを実現した台となっている。
(なお、この時の作戦会議には、ヨースケがガチファンでもあるとあるYoutuberの名前が入っていたり、超有名な企業が伏せ字の意味をなしていなかったり、ポセイドンは神などという当たり前の張り紙が存在していた)
前作の『究極一発R』の台をそのまま流用しつつ製作しているため、「サンセイアールアンドディの『CRAバジリスクPH』のフレームにダンボールや磁石などの日用品で構成されたオリジナルの盤面を装着」という構成とはなっている。
しかし無重力という発想や磁石を使った入賞役物などのアイデアは、張り紙にあったターゲットとなる企業に打倒・勝利していても過言ではないと言われている。 製作期間は役物の調整や他の収録の合間に製作した関係で1ヶ月かかっている。
ネーミングとしてはサミーの『ぱちんこCR聖戦士ダンバイン』から来ており、またサンヨーの『P大工の源さん 超韋駄天』(通称「源バイン」)も参考にしている。
また、役物のネタには元ネタの『ダンバイン』はもちろんのこと、「GOGO!CHANCE」で知られる北電子の『ジャグラーシリーズ』も含まれる。 ちなみにだいいち!でも「Daiichi!CHANCE」というランプをネタにしているため、そのオマージュもあるのかもしれない。
ただ『ゴムバイン』というタイトルを聞くとなんだか「小林製薬」感が拭えないらしい。(同社のネーミングはダジャレ的なものも多く、ゴムでバインだからゴムバインというふうに本当に名付けてしまいそうなものとなってしまっている)
役物[編集]
前作と異なり、今作は極めて難易度を高くしたパチンコ台となっており、当初の設定では激渋過ぎて逆に打たれないという状況が発生していた。 しかし、各役物は"調整"することが可能で、調整によって難易度は比較的適正化されている。
- ゴムゾーン
玉を発射すると最初に着地する役物で、ここから重力に逆らって玉が上昇するという仕掛けとなっている。 「ゴムバイン」はこのゴムでバイーンするということから付けられたものである。(本当に小林製薬感が出始めているのは気の所為だ)
このゴムゾーンを利用して、「上からしか入らないVゾーン口」へ狙う遊戯方法となっている。 なお、このゴムゾーンによる「パチンコ玉を意図的に重力に反発」は保安通信協会で禁止されている模様。
- 逆さまのVゾーン口
本来Vゾーンの入り口は「上から下」の形状になっているが、この台はゴムゾーンから反射される玉を利用して入れるため、「下から上」という業界では初となる形状となっている。
ちなみに下から上へボールが向かうものは、演出上だと三共の『アクアパラダイス』が存在しており、また『UFO4号』では所定の位置に入賞した玉を発射させて入賞となるギミックも存在しているが、発射した玉が役物によってそのまま入賞させる形式としては初となる。
- ハカマ
Vゾーンに入った玉は、両端にある磁石にひっつかずに真っ逆さまに落ちるとV入賞する。 しかし真っ逆さまでなければ左右の磁石にひっついてアウト玉となる仕組みとなっている。
このハカマは調整に細心の注意を払ったこともあり、本当に垂直落下(「落ちろよォオッ!」)しないと入賞しない構造となっている。 玉の角度によっては、「ぶどう」のような玉が保留する現象が起きたり、落下しても左右の命釘で弾かれるパターンもある。
なお、このハカマの磁石も「パチンコ玉を意図的に重力に反発・意図的に玉の動作を停止させる」ということで、保安通信協会で禁止されている規定に抵触するとのこと。 また、台そのものに磁石を入れることは極めて珍しいものとされる。
(昔の羽根物である『スーパーブラザース』などで磁石が採用さているが、近年のパチンコでは本当に見当たらないとされる)
- GOMGOM!CHANCE
ハカマを垂直落下し、無事にV入賞すると『ジャグラーシリーズ』の「GOGO!CHANCE」と同様に「GOMGOM!CHANCE」が点灯し、大当たりとなる。
前作の『究極一発』シリーズに搭載されたハイビスカスと比べると2倍以上のサイズでもあり、大当たりを告知するランプで考慮しても、かなり巨大な分類にあたる。(ランプで告知すると言っても枠が虹色に光るとか、そういう程度でしかない)
評価?[編集]
コメントにもあるように、台の今までにないアイデアは天才と評されており、またプロではないのに高い完成度にも評価が挙がっている。 台以外では、「ふたりのヨースケ」の掛け合いなどもピックアップされている。