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コンパイル

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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コンパイルとは、プログラミング言語で書かれたプログラムをより低い水準の言語や機械語に変換する処理のことである。

概要[編集]

コンパイル方式のプログラミング言語は直接コンピューターが解釈できない形式のため、それを機械語に変換する処理を指す。
プログラムはある単位で分割されて開発されることがほとんどなので、それぞれのプログラムの断片を変換する部分がコンパイルである。実行形式にするには、それぞれの断片を1つの実行形式という塊に結合する処理があるが、これをリンクといい、これを行うツールをリンカー(jawp:リンケージエディター)という。
プログラミング言語を別のプログラミング言語に変換するものもコンパイルに含まれる。
コンパイルするツールをコンパイラという。コンパイラは、プログラミング言語の処理系の一つである。
一つのプログラミング言語で複数のコンパイラが存在することは多い[注 1]。標準規格が定められた言語であれば、製品として複数のベンダーがそれぞれコンパイラをリリースすることは普通にある。
コンパイラは、CPUに解釈可能な形式に変換するという性質上、プラットフォームごとに用意する必要がある。中間言語にコンパイルするのであれば、プラットフォーム共通にできる場合もある。


脚注[編集]

注釈[編集]

  1. コンパイラ以外の処理系が複数ある言語もある。

出典[編集]

関連項目[編集]