コックピット

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コックピットコクピット (Cockpit)。

概要[編集]

航空業界では、風防(ウィンドシールド)で覆われた密閉式の操縦席をいう。乗用車などではオープンカーなどがあるが、同様に航空機においても閉鎖型の風防が用いられるようになったのは、大東亜戦争の数年前である。それ以前は開放型であり、横風を感知するため(これを「ツラメータ」という)、操縦士は開放型を好んだ。航空機の風防は多くはアクリル製であるが、自動車はガラス製であることが多い。
密閉式になった理由として、ジェット機は高高度を飛行するために予圧する必要があるからと云われている。そのためジェット旅客機は基本的に客室を含めて密閉室であり、デハビラント・コメットが金属疲労によって空中分解したことが知られている。

脚注[編集]

関連作品[編集]

  • 松本零士『ザ・コクピット』。『戦場まんがシリーズ』の一部であり、1993 年にアニメ化もされている。