ギザ十

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
画像募集中.png

ギザ十(ギザじゅう)とは、側面に溝が多くありギザギザになっている10円硬貨1951年から1958年まで発行された。

経緯[編集]

10円硬貨が発行され始めた時、10円硬貨が硬貨としては最高額面であったことから、区別をつけるためにギザギザの入った十円玉を発行していた。しかし、1957年により高額の100円硬貨が発行され始めたことから、1958年をもってギザ十の発行は終了となり、翌年からはギザのない十円玉が発行された。その後、年々見かける機会は減っている。

希少価値[編集]

発行枚数が0枚であった1956年を除けば、1958年の発行枚数が最も少ない2500万枚のため、買取価格は最も高い。次に、1957年の発行枚数が5000万枚と少ないため、買収価格は高い。そして、1951年は、発行枚数は多いが、最初のギザ十とだけあって、買収価格は高い。これらは未使用であれば数万円、使用済みでも数十円で買収される可能性がある。一方、その他の年は、発行枚数が多いため、未使用でも1、2万円程度、使用済みでは十数円が相場になる。