ガツェック (猫)
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ガツェック(ポーランド語:Gacek)とは、ポーランドのシュチェチンのカジュブスカ通りに住む野良猫。地元のテレビ局のニュース番組に取り上げられて以降、ぽっちゃりして無愛想な様子がSNSで人気を博した。
概要[編集]
白と黒の2色の体毛で、ぽっちゃりした体形である。不愛想な性格で、訪問者に何かの反応をすることはほとんどない。カジュブスカ通りの一角に犬小屋のような箱があり、普段はそこで寝泊まりしている。
彼の住処は24時間営業の観光地としてグーグルマップに掲載されており、その評価はなんと☆5.0である。これは、13世紀建設のポメラニア公の城や有名な聖ヤコブ大聖堂などを差し置いて、シュチェチンの観光地としては最も高い評価である。
ガツェックを一目見ようと、シュチェチンへ来る観光客もいるという。ロイター通信によれば、シュチェチンが位置する西ポメラーヴェ県のSNSの担当者は「猫界のキム・カーダシアン」として彼の人気と影響力を形容した。
一方、同じ報道によれば、シュチェチンに住むある獣医師は、人気が増すことによるガツェックへの悪影響について警告している。人々がガツェックに餌を与える中で、猫にとって不適切な食べ物を食べてしまう可能性がある、というのである。