カルタヘナ法(カルタヘナほう)とは、2000年に生物多様性条約特別締約国会議で採択された議定書に基づく遺伝子組み換え生物の使用を規制する国内法のことで、2004年に施行されたものである。カルタヘナとは、生物多様性条約特別締約国会議が1999年に開催されたコロンビアの都市・カルタヘナにちなんだものである。遺伝子組み換え生物などの閉鎖空間で扱う場合は国が定める方法を用いて、野外で飼育や栽培をする場合は生態系への影響を評価した上で、国の承認を受けることを必要としている。