カヌー薬物混入事件

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カヌー薬物混入事件(カヌーやくぶつこんにゅうじけん)とは、2017年9月に発生した事件である。

概要[編集]

  • 2017年
    • 9月11日 - スプリント日本選手権で、鈴木康大小松正治の飲料水ボトルに禁止薬物の筋肉増強剤メタンジエノン1錠を混入する。
    • 10月19日 - A検体で陽性反応が出る。
    • 11月17日 - B検体で陽性反応が出る。
    • 11月20日 - 鈴木が専務理事に自白。同時に鈴木による現金パドル窃盗や破損も発覚する。
    • JADAが暫定的な資格停止処分となっていた小松の処分を解除し、鈴木に8年間の資格停止処分を科した。これは事実上の永久追放処分である。規則上は除名から2年以上が経過すれば復帰できるが、連盟の常務理事は「連盟内部としては再入会は認められない。再入会は適用しない」としているためである。また鈴木がパドルや現金を盗んだ窃盗に関しては5件が確認されているが、2018年1月10日の時点で4件、4選手と示談が成立しているという。鈴木は2020年2020年東京オリンピックにおける日本代表の座をめぐって小松と争っていたが、練習で小松に力負けして妨害行為に及んだものと見られている。