オオウミガラス

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オオウミガラス(Pinguinus impennis)とは、チドリ目ウミスズメ科の絶滅した海鳥である。

概要[編集]

全長75cm。頭高 75~85cm。

背中と尾、翼は黒褐で、胸から腹は白い。

翼は小さく飛べなかった。

学名の「Pinguinusピンギヌス」は『羽を切られた鳥』という意味である。姿がよく似るペンギンの語源は、 ピンギヌスであり、転じてペンギンになった。

大西洋北部、イギリス北西部のセント・キルダ島からアイスランド、グリーンランド、北アメリカのセント・ローレンスに分布していた。

絶滅[編集]

オオウミガラスは、繁殖する為に上陸した所を捕獲され食料や羽毛を採集していた。オオウミガラスは、人を恐れず、人に自ら近づくこともあった。

1750年に絶滅の危機にあると分かり、コレクターに売ろうとした商売人たちが乱獲し、1844年7月3日アイスランドエルディー島で捉えられた個体を最後に絶滅した。