エラリー姫百合
エラリー 姫百合(エラリー ひめゆり)は、PSPゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』の新主人公として紹介された、架空の人物である。声は高森奈津美が担当。
設定[編集]
『エラリー 姫百合』は、PSPゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ』の続編『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』の新主人公として紹介されたキャラクター。なお、角川書店発行の月刊雑誌『コンプティーク3月号』では「ヒラリー 姫百合」と誤記されているが、後に公式のtwitterでヒラリーって袴姿のひとじゃないですかなどの書き込みとともに、エラリーが本当の名前と発表されている[1]。この誤記のために長谷川平乃が変声術を身につけていることから、一時2chなどで平乃とエラリーは同一人物でエラリーは平乃が変装している姿であるという説が流れた。
名前の由来はアメリカの推理小説に登場する名探偵「エラリー・クイーン」(Ellery Queen)から。名探偵エラリー・クイーンの著者のフレデリック・ダネイ(Frederic Dannay)とマンフレッド・ベニントン・リー(Manfred Bennington Lee)が二人で合同で使ったペンネームでもある。
月刊コンプエースに連載されている漫画の「ミルキィホームズ2」では、ミルキィホームズが通うホームズ探偵学院の「指揮クラス」に編入している。神津怜と話しているシーンが見受けられたことから、警察側の人材ということが疑われた。その後、公式の発表などから、姫百合は元々は警察の人材で明智小衣から指導を受けていたが、あるとき、他の人のトイズを強制発動させるトイズがあることが判明して、ホームズ探偵学院の「指揮クラス」に編入することになったことが判明した。
髪型はポニーテールでやや薄い黒髪。
人物像[編集]
神津怜との会話では、丁寧語でやや自信のない口調で話すことがある。 また、小衣とシャロの言い合いに巻き込まれたりしているため、ネロなどからは押しに弱い人物と評されている。
性格はまじめで、警察官時代にはG4相手に説教をしたりもしている。その性格ゆえか、ミルキィホームズの指揮官になったときもまとめようとするもうまくいかないこともあった。また、自身のトイズである「強制発動(インダクション)」は、相手のトイズを強制的に発動することができるものであったが、自身では制御できないもので、実質使えない状況であったため、トイズを使う力がなければ探偵としては失格なのではないかなどと、悩んだ時期もあったが、小林オペラのアドバイスやミルキィホームズの言葉によった立ち直った。
なお、「強制発動」のトイズは、怪盗Lによって人工的に作られたものであり、ユタカは、そのトイズを利用してトイズのない世界を作ろうとした。その後、怪盗カリオストロによってピンチに陥ったときに、トイズが覚醒して事件解決へと導いた。事件解決後、同じ境遇の人を探しに世界を旅することとなる。
ミルキィホームズでは、15歳でミルキィホームズの後輩だが、身長は155cmあるため、シャロと並ぶと後輩のようには見えない。
アニメ[編集]
『ふたりはミルキィホームズ』第8話「姫百合せんぱい」にて、アニメとして初登場。常盤カズミや明神川アリスと一緒に怪盗を捕まえた。
関連商品[編集]
- 「ミルキィホームズ2」(著者刻田門大 、角川書店)2012年2月25日初版発行 ISBN 978-4041201831 - 月刊コンプエースにて連載。公式から初めてエラリーが登場するストーリーが展開。