エド・フェニックス

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX > 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXの登場人物 > エド・フェニックス
Wikipedia-logo.pngウィキペディアエド・フェニックスは「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXの登場人物」に統合されて、消えてしまいました。ざんねん。

エド・フェニックスは、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』『遊☆戯☆王ARC-V』の登場人物で、架空の人物。担当声優は石田彰(幼少時は吉田麻子)。

概要[編集]

2年目から登場したプロデュエリスト。ペガサス・J・クロフォードにとって5本の指に入るデュエリストの内の一人。

一人称は「僕」だが、異世界編の141話でヘルカイザーの召使いのフリをしたときは「私」と言っている。

オベリスク・ブルーに在籍するが、多忙のため授業を受ける事は殆ど無い。墓地を「セメタリー」、効果を「エフェクト」と呼ぶなどデュエル中は日本語に英語を織り交ぜた独特の口調で喋る

プロとしてのプライドと技量はかなり高く、公式サイトの紹介によると「学園最強」。丸藤亮を完膚なきまでに叩きのめし失墜させている。なお、三期目では共に行動していたが、二人の間に怨恨は一切無かった。

当初はヒーローが大好きで楽しいデュエルを無邪気に喜ぶ遊城十代を忌み嫌い、一度は圧倒的な攻勢で勝利を収めている。だが後、復活した十代との再戦で敗北をしたことにより、彼のデュエリストとしての力量と、デュエルを楽しむ喜びを再認識するに至り、以後は良きライバルとなり、デュエル・アカデミアを自分の活動拠点とする。ブルー寮には居座らず、普段はアカデミア島の港に接岸した自分の客船に起居する。

二期目[編集]

当初は十代同様E・HEROを使用していたが、それは仮の姿であり、真のデッキは「E」を超えた「D」のヒーロー「D-HERO」であった。ペガサスの元でカードデザイナーとして活躍していた父を何者かに殺され、父のデザインしたD-HEROを駆使して仇を追いつづけていた。父の死後は、父の知り合いだというプロデュエリストのDDを後見人に、更に親友の斎王琢磨のマネージメントを得てプロとして活躍する。

斎王の命により、アカデミアに入学してきた。購買の余り物のパックで作成したデッキを使用し、十代の力量を測る。この際は斎王の予言通り敗北しているものの、それでも十代を苦戦させている。その後プロリーグにて亮を打ち破り、十代へ宣戦布告。十代に勝利し、デッキに込められた斎王の光の波動を浴びせた。しかし、宇宙からやってきた新たなヒーローを手にした十代との再戦では敗北する。

童実野町での修学旅行では、十代とタッグを組み斎王の妹・美寿知と対決。美寿知の助言を受け、ジェネックスと前後して斎王の行動に疑問を抱き始め、やがて対立していく。さらに大会の最中、実は父が亡くなった後自分を育ててくれたDDが父の仇敵であったことが判明し、激闘の末に彼を倒して、父の形見でもある「D-HERO Bloo-D」のカードを取り戻した。そして斎王に取り憑いていた「破滅の光」を知り、デュエルを挑むが敗北。後を引き継いだ十代が勝利したことにより、破滅の光は消滅した。

十代のライバルとして登場した2年目では、アカデミアのカードを盗んだ相手に対して「クズ」と卑下したり、決闘に敗北した十代を「雑魚」と呼びつけたりと、随所で人を見下す傲慢な態度を露にする事があった。

三期目[編集]

プロリーグに復帰したが、籍はまだデュエル・アカデミアに置いている。亮と共に異世界へ旅立ち、十代に友である斎王を救ってもらった借りを返すために、オースチン・オブライエンの十代救出を陰ながら手伝った。

今までは他人に関しては無関心だったが、アモン・ガラムの為に異世界へ来たエコーを本気で気遣い、彼女を殺そうとしたアモンとデュエルを行うが、中にエコーを生け贄に召喚されたエクゾディアの攻撃を喰らい消滅してしまう。その後、他のメンバーと同じく現実世界に帰還した。

四期目[編集]

事件後、「千里眼グループ」をスポンサーとしプロとして活躍していた所、クロノス・デ・メディチの頼みで万丈目準を付き人として雇う。次第に有能さを見せ始めた万丈目に、「最後のD」のカードの管理を任せるも、盗まれてしまい激怒。更に万丈目が十代とのデュエルで負けたことにより、千里眼グループからの契約を打ち切られ、自身も責任を取りプロを引退する。

その後、カードを盗んだ犯人であるマイクの策略により万丈目とデュエルする事になるが、十代の活躍により最後のDのカード、「Dragoon D-END」を取り戻す。激闘の末に万丈目に勝ちを譲ったが、プロの世界で雪辱を果たすことを宣言する。カードを取り戻したことにより千里眼グループとの契約は続くことになった為、再びプロの世界に舞い戻った。このエピソードを最後にダークネスの侵攻以降登場は無かった。

使用カード[編集]

D-HERO(デステニー・ヒーロー)[編集]

エドの父親がデザインしたカードで、カード名の頭に「D-HERO」と付いている。エド曰く「D-HEROを超えるヒーローは地球上には存在しない」。殆どのモンスターが「~ガイ」という形で終わり、頭文字の子音が「D」で始まる(ディフェンドガイ、デビルガイなど)。なお、アニメで「最後のDのカード」と呼ばれていた「Dragoon D-End」は分類上はD-HEROではない。

海外版は「~ガイ」と付かない。

E・HERO(エレメンタル・ヒーロー)[編集]

エドが当初使用していたカード。十代のものと比べてイラストの色が濃いカードを使用した。融合モンスターも同じ融合素材でも別のモンスターを使用していた。

V・HERO(ヴィジョン・ヒーロー)[編集]

漫画版のエドが使用しているカード。漫画版のヨハンが宝玉獣を使用していないせいか、魔法&罠カードゾーンに置かれる宝玉獣を彷彿とさせる特性を持つ。

漫画版におけるエド・フェニックス[編集]

12月19日生まれ。身長175cm、体重56kg。[1]

アニメと同じくプロデュエリストで、マックとは知り合い。年齢はアニメと違い18歳。アメリカのデュエル・アカデミア代表として選ばれデュエル・アカデミアに来る予定だったが、韓国でのデュエル大会があったため、他の代表より1日遅れて到着している。交流戦では十代と戦い、V・HEROの能力を駆使して勝利した。その後、吹雪とも戦い、「V・HERO トリニティー」の攻撃により勝利した(実際はマッケンジーの策略もあった)。

シングルで行われる交流戦の前に、マッケンジーからプラネットシリーズの1枚である「The grand JUPITER(ザ・グランド・ジュピター)」を託されている。

遊☆戯☆王ARC-Vにおけるエド・フェニックス[編集]

アニメ104話より登場。エクシーズ次元に身を置く、融合次元アカデミアの総司令官。使用モンスターはGX同様に「D-HERO」。榊遊勝を憎んでいるようで、スマイルワールドのカードの下半分を所持している。 一人称は「僕」だが、稀に「私」を使うこともある。

補足[編集]

  • エドが使用したカードのみが収録されている「デュエリストパック-エド編-」が発売された。このパックでウルトラレアで収録されたカードは絶版になった頃に価値が上がり、デュエリストの間では非常に入手困難なカードとされた。
  • 遊☆戯☆王ファイブディーズ デュエルターミナルでは第6弾より参戦。「デュエリストパック-エド編-」で入手困難なウルトラレアのカードがノーマルで再版された。

脚注[編集]

  1. 9巻のプロフィールより。