ウィルマ (聖痕のクェイサー)
(ウィルマ・アシュネルから転送)
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シスター・ウィルマ(Sister Wilma)とは、架空の修道女である。漫画およびアニメ『聖痕のクェイサー』の登場人物。
設定上のフルネームはウィルマ・アシュネル(Wilma Aschner)[1]だが、作中では、ウィルマとだけ呼ばれるか、シスター・ウィルマと呼ばれることがほとんどである。
漫画版[編集]
クロアチア共和国にある、セルビア正教会所属の教会のセルビア人修道女。金髪碧眼の若い美人女性で、常に黒い修道服に身を包んでいる。同作品のメインヒロインの一人のテレサ・ベリアが戦争孤児として教会に引き取られた際、幼い彼女の姉代わりとして彼女に愛情を注いでいた。
本編開始の12年前にクロアチア紛争に巻き込まれる。民族浄化の名の下、教会が襲撃されると、暴徒たちに暴行を受けた。衣服を剥がれた彼女は、他の若い修道女たちとともに大勢の男に強姦されている。テレサの目の前で辱められた彼女は、その直後にアデプト12使徒のクロアの放った塩素ガスによって虐殺された。
物語後半で「神成計画」の発動とともに甦らされ、テレサの敵として立ちはだかるが、彼女によって倒されふたたび眠りについた。
アニメ版[編集]
アニメ『聖痕のクェイサー』(第1期)第5話に登場。 演じた声優は高梁碧。
ディレクターズ・カット版では、冒頭部でテレサの悪夢として、怪物にウィルマが性的暴行を受けるシーンがある。教会襲撃時に暴漢によって衣服の胸元を剥がれて乳房をさらけ出すシーン[2]や、暴行を受けた後、ぼろぼろになった衣服とともに横たわる姿が描かれている。
脚注[編集]
- ↑ クロアチアが舞台であるという設定からすると、姓はミリヴォイ・アシュネル(クロアチア語:Milivoj Ašner)からとったのかもしれない。
- ↑ 他にもショートカットの黒髪や赤髪の修道女などが暴行を受ける様子が描かれている。