インカルシの戦い(インカルシのたたかい)は、今から数百年ほど前に、アイヌの一派である湧別アイヌと十勝アイヌの間で勃発した戦争。
十勝アイヌは領土を拡大する野心を大きく持っていたため湧別アイヌに宣戦し、上川をその支配下に収めた。そのため湧別アイヌは現在の遠軽町にあるインカルシに籠城し、抵抗をつづけた。するとやがてインカルシには大雨が降りだし、そばを流れていた湧別川が氾濫。十勝アイヌは流され、湧別アイヌは滅亡を免れた。