アルテミジア・ジェンティレスキ

アルテミジア・ジェンティレスキ (1593年 7月8日 - 1652年は、16世紀イタリアの女性画家。天才的な少女だったが、教師にレイプされてしまった。愛称はアルテだったと思われる。

生涯[編集]

天才少女[編集]

幼い頃から、アルテは画家の父のもと絵画に優れた才能を示した。当時、女性の画家は少なかったが、父に才能を認められ、1611年、大きな仕事に向けて共同作業を開始した。アルテはこのとき18歳だった。

しかし、同時にトスカーナ派の素養を身につけるため、アルテはタッシという男を教師とすることになる。これが間違いのもとだった。

教師にレイプされる[編集]

ある日、ふたりきりの時にアルテはタッシに襲われてしまう。アルテは恐怖のあまり抵抗もできずにうら若い体を弄ばれた。アルテはレイプされたことを他の誰にも言えなかった。タッシは彼女に結婚の約束をしたが、これは虚偽だった。そのうえ、タッシの知人も交えて複数の男が彼女を嬲るようになった。18歳のアルテは数ヶ月間にわたり、絶望のなか犯され続けることとなった。

やがて父にこのことを知られ、アルテの父は裁判を起こすことにした。しかし、アルテは虚偽の証言をしているのではないかと疑われ、裁判所でひどい拷問を受けた。結局、タッシは有罪となったものの、アルテは失意のうちに別の土地へと移った。