アメーバ
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アメーバは、原生動物の一種。日本で普通にみられるのはアメーバ・プロテウス(オオアメーバ)であり、枯葉が溜まって腐ったような水たまりなどで見つかる。培養はさほど難しくないと、学生時代に実験用に培養していたというムツゴロウこと畑正憲が書いている。
概要[編集]
単細胞であり、鞭毛や繊毛を持たず、仮足のみで運動するのが特徴的。仮足の数は一本だったり二本だったり三本だったりし、プロテウスは三本足らしい。
アメーバといってもかなり種類があるが、裸眼でかろうじて確認できるのはプロテウスくらいである。赤痢アメーバやフォーラーネグレリアは人に寄生する危険なアメーバであるが、見えない。染色して顕微鏡で見れば見えるが、生きた状態で観察しようと思うと、顕微鏡に微分干渉プリズムと偏光板を装着して観察する。このあたりの事情は線虫なども同じ。
余談[編集]
ネットサービス「Ameba」は、名前もそうだが、ロゴマークの微生物らしきものは、このアメーバから来ているかもしれない。
参考文献[編集]
- 畑 正憲『生きる』(ちくま文庫 は 3-1)