アブホース

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アブホース:Abhoth、邦訳はアブホートとも)は、クトゥルフ神話に登場する架空の生命体・神。異名は「宇宙の不浄すべての母にして父」。

創造者はクラーク・アシュトン・スミスで、ハイパーボリアの神である。

概要[編集]

地底の空洞にわだかまる巨大な灰色の水溜まりのような姿をしている。絶えず分裂体たる落とし子を産み出しては即、触手で捕まえて貪り食っている。

超古代ハイパーボリア大陸にあるヴーアミタドレス山の地底の最深部に棲んでいた。

アブホースは知性を持っており、テレパシーで会話が出来る。食えるかどうかわからない相手には、テレパシーで立ち去るように警告してくる。

クラーク・アシュトン・スミスの『七つの呪い』に登場する。アブホースとウボ=サスラはキャラがかぶっており、『七つの呪い』のアブホースを「ウボ=サスラが別の名前と描写で登場している」と解釈したリン・カーターは、正統派ウボ=サスラ版としての『深淵への降下』を執筆した。またウボ=サスラの子としてアブホースを位置付け、地球生まれの邪神たちはウボ=サスラとアブホースの子孫とした。

登場作品・出典[編集]

関連項目[編集]