アトス自治修道士共和国

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地域の旗

アトス自治修道士共和国 (アトスじちしゅうどうしきょうわこく )は、ギリシャ共和国の領地だが、同国から自治を認められている共和国。

概要[編集]

ギリシャ正教最大の聖地。アクティ半島が主な領地であり、断崖絶壁となっているアトス山は世界遺産にも登録されている。また、15世紀以降女人禁制となっており、女性は立ち入ることが禁止されている。

入国方法[編集]

入国するにはギリシャ外務省宗教課でビザを取得。許可が下りたら小舟に乗って崖下にある船乗り場にて入国することができる。前述のように女人禁制のために入国することができるのは男性のみ。また、未成年者も基本的には入国できない。女性はアトス半島の岸から500m以内には入れないため、500m離れた地点の船上から修道院を眺めるなどしかできない。

国民[編集]

2000人弱の修道士が暮らしている。成人のギリシャ正教の男性のみが住んでおり、朝早くから祈りを数時間ささげ、自給自足のための家畜を育てたりしている。なお、この家畜に関しても女人禁制のために雄のみとなっている。アトスに修道士として入った者は、アトスを出ることはほとんどなく、女性にを何十年も見たことがない人も存在する[1]。また、テレビやラジオもなく、食後の団欒で修道士や訪れた巡礼者と話すときにしか外の情報は入ってこないため、外のことをほとんど知らないものもいる。

政治[編集]

アトス山の20の修道院の共同体によって統治される。社会的な監督はギリシャ外務省が任命する民政長官によって行われ、宗教的な面に関してはコンスタンディヌーポリ総主教庁による管轄となる。

ギリシャ政府の保護下に置かれてはいるが、治外法権を認められて高度な自治権をもつ共和国となっている。

関連項目[編集]

脚注[編集]