アシナガバチ
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アシナガバチとは、スズメバチの一種である。小型とはいえ三センチに近いので慣れないと怖い人もいるだろうが、こちらからチョッカイを出さなければ無害である。「巣に近寄ったら群れをなして襲ってきた」などというケースは聞かない。刺されるやつはいちびり(お調子者、出しゃばり)である。
二階建てくらいの住宅だと、人間の手の届かない程度の高さでやや見えにくいところに営巣する。巣は一年で放棄されるので、冬場にでも取っちゃって構わない[1]。チャドクガ、アメリカシロヒトリ、イラガなどの蛾の幼虫はアシナガバチが近所に営巣するとたちどころにいなくなる。タナゴ釣り師には迷惑な存在かもしれない。
(虫にとって)おいしそうな木が生えている住宅の壁などに梯子をかけると五個も六個も並んでいたりする。ただし「御在宅」だったりもするので「見なかったことにする」のが賢いが。冬場になると放棄されるのでいっぺん除去したが、常夜灯の蛍光灯が切れて翌年見てみたら数が増えていた(笑)。おかげさまでうちの庭木にはまったく蛾がつかない。
脚注[編集]
- ↑ もっとも使い途はないが。