ばんえい競馬の予想

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ばんえい競馬の予想において、スポーツ新聞競馬新聞の予想は会社によって大きく異なる場合が多く、各予想者の本命予想も1頭に集中することが少ないため、少頭数のわりに単勝式の人気が分散しやすい。

2連勝式では万馬券の出現率こそ高くないが中穴配当が比較的多く、平均配当も高い。馬単導入後は馬単で万馬券の出現が目立つ。2011年8月6日よりばんえい競馬も3連単・3連複の発売を開始したが、3連単は発売初日から12レース中9レースで万馬券が出現している。

また、前述の通り単勝式の人気が分散しやすいことに加え単勝式・複勝式馬券は2連勝式や3連勝式に比べ売上が少なく、単勝・複勝の人気と2連勝式・3連勝式の人気が必ずしも一致しないこともある。

中央競馬に於ける負担斤量と異なり、レース間でかなりの差異が生じる馬が曳くそりの重量「ばんえい重量」も、馬券(勝馬投票券)検討においては重要な要素である。開幕直後は概ねばんえい重量が軽めに設定され、シーズン後半になるにつれて徐々に重くなっていく。これはいきなり重量を重く設定すると、完走できなかった馬が自信を無くしてしまうためである。高重量戦を得意とする馬はシーズン後半に好走する例が多い一方、高重量戦を苦手にする馬は比較的重量が軽いシーズン前半に好走する例が多い。