ぬいぐるみペニスショック
(ぬいぐるみペニス現象から転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
ぬいぐるみペニスショックとは、女性が異性だとは意識していなかった男性から突然恋の告白をされたときに抱く拒絶感を表わした俗語。ぬいぐるみペニス現象、ぬいぐるみちんこ現象、ぬいぐるみちんぽ現象とも呼称される。略称は「ぬいペニ」など。2017〜18年にかけてTwitter上の一部ユーザーの間で共感を呼んだが、その表現方法が適切かについては賛否がある。
概要[編集]
元々は、女性が仲の良い男友達に性行為を誘われて気持ち悪くなることを「ぬいぐるみからペニスが生えてきた」と喩えた、とのTwitterでの投稿[1]が語源であり、その後べつのTwitterユーザーによって「ぬいぐるみペニスショック」という造語が生み出された。更にその言葉について解説される過程で、「性行為に誘われる」ことを「(何の段階も踏まず急に)告白される」こと、という様に解釈が拡大されていった[2]。後にこの投稿がネット上で議論を呼び、広まった。
現象の背景[編集]
- 女性の脳内には「友達フォルダ」と「恋人候補フォルダ」がある、としばしば言われる。出会った男性を(意識的に/あるいは無意識的に)二つのフォルダに振り分けており、一度「友達フォルダ」に入ってしまうとそのあと「恋人候補フォルダ」に移ることは絶対にないという。全ての女性に当てはまる訳ではないだろうが、大多数の女性にこの傾向があるのなら「ぬいぐるみペニスショック」という感覚は容易に説明できる。なお、男性は二つのフォルダの境界があいまいで、その気になれば割と誰でも好きになってしまう傾向がある。
- 諸外国では、街中で気に入った異性に気軽に声をかける文化がある[3]が、日本ではそうした行為はナンパ(軟派)と呼ばれ、風紀を乱すものと捉える傾向が強い。そのため、同じコミュニティに所属している者のなかから恋人を作ろう、と考えてしまいがちである。この「窮屈な日本の恋愛市場」のもとでは、長年「友人」だった人が、あるとき急に「異性」として告白してくるという事態が発生しがちである。
余談[編集]
また、稀有な例として本当にペニスらしき部位が付いているぬいぐるみに、関西ジャニーズJr.の男性アイドルグループ「なにわ男子」のメンバーを模した"ちびぬい"の公式グッズ[4]や、韓流アイドルの公式グッズの例[5]などがあり、これらは「リアルなぬいペニではないか」との指摘がなされている。
出典・脚注[編集]
- ↑ なんでも話せる男友達が性行為を誘ってきて気持ち悪い事象の『ゲスすぎる喩え』が笑える 「魔法少女の淫獣かな」「TEDだ」の声 - Togetter
- ↑ 【ぬいぐるみペニスショック】女性は恋愛感情なしに仲の良かった男性から突然告白をされると、まるでぬいぐるみから唐突にペニスが生えてきたような気持ちになる - Togetter
- ↑ というか、異性に限らない。例えば、同じエレベーターに乗った人同士で雑談するといった光景がしばしば見られる。
- ↑ なにわ男子の公式ぬいぐるみに“ちんこ”がついている!?「面白すぎる」「普通に気持ち悪い」賛否の声 (2020年12月20日) - エキサイトニュース
- ↑ 韓流アイドルの公式グッズのぬいぐるみを脱がしたら立派なものが付いてた - Togetter