サイコロ

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サイコロ(サイツブとも。英語ではダイス)とは、立方体をした遊具をいう。銀座の博品館とかで売っている。ただし「乱数賽」という正二十面体で、0~9までの目があるものもある。こちらは遊具ではなく品質管理や実験計画法などの分野で用いられる実用品あるいは教具である。こちらは日本規格協会から買える。

概要[編集]

立方体のそれぞれの面ずつに1、2、3、4、5、6のどれかが書かれており、それを投げることで出た数を使って運試しもしくは数を決めるのに使用される。
「天」が一、「地」が六」である。これを「一天地六」といい、反対側の目の合計が7になる(1の裏に6、2の裏に5、3の裏に4が書かれているの)。1が上になる様に置いた時、2と3の並びは2通りありうるが、天から見て時計回りか反時計回りかは特に決まっていない。「北回帰線から北ならば時計回り、南回帰線以南では反時計回り。熱帯地方ではどちらでもよい」という見解もある。なお、一の目(ピン)が赤く塗られているのは日本独自の意匠であるが、理由は複数の説があって定かではない。外国人に質問されたら真顔で「あれは太陽を現しているのだ」と答えておけば怪しまれない。
そのサイコロを投げることを、「サイコロを振る」という。「投げる」とも言われる。ジュリアス・シーザーの言葉として「賽は投げられた(Alea iacta est)」が知られており、投げられた(iacta est)という言葉が使われている。 なお、他の多面体をサイコロとして使用することもある。正20面体などが知られているが、家畜の踵の骨を占いに使ったのが知られている。

占い用ダイス[編集]

西洋占星術のアストロダイスや東洋の易を用いたダイスなどがある。要するに占術のカエサル中の卜占の位置づけであり、タロット占いの代用として用いる人もいる。

サイコロ魔人[編集]

異様に出目のよい人。「確率論を無視している」とも囁かれる。アインシュタインは「神はサイコロを振らない」と述べたが、神に背いているように見えるため「魔人」と呼ばれる。バックギャモンで鬼強いおばあちゃんがいて、サイコロ魔人として名高かったと「G大佐」こと鈴木銀一郎氏が述べていた。

関連項目[編集]