きょうだい児(きょうだいじ)とは、兄や姉や弟や妹が障害者だったりする健常者当事者を指し示す言葉である。
生まれた時から(あるいは障害児の兄弟が生まれた時点で)生涯のお世話係となる運命が決まっており、なかなか本人の自由な人生を選ぶことはできない。また、障害が重くなればなるほど、労力も増すので、学生の時点から部活動が制限されたり等の困難が待ち受けている。
女性の場合は、まだ結婚して家を出る選択肢もあるが、男性の場合は家に縛り付けられる可能性が高い。
また、両親が年老いた場合。いつまでも兄弟が面倒を見るわけにもいかないし、あるいは親の介護がプラスされる可能性もある。