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がんばれブロークンハート

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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がんばれブロークンハートとは、1989年4月7日に発売された谷村有美の楽曲。作詞者=戸沢暢美、作曲者=西脇辰弥。表記法は、「がんばれブロークンハート/谷村有美」。

歌詞の内容の意味、解説[編集]

失恋した女性が前向きに気を取り直そうとして、失恋を乗り越えようとする心情が描かれている。街角を歩いていると、ふとした瞬間に過去の思い出がよみがえってくる。失恋の悲しみで、シャンデリアみたいな灯と表現することで、涙で光が滲んでいる。でも、涙を拭いている場合は無く、仲間や友達、自分を待っている人がいるという前向きな気持ちが表現されている。

考えられる「さよなら」の意味は、恋人との別れや、学生生活での出来事で、変質者、ストーカー等に遭った場合も考えられる。恋人からさよならされて、相手やあなたに嫌われ、心は失恋し、突然の別れや疎遠、連絡先が変わって共通の知り合いもいなくなったりする。さよならは、他に、別れのメッセージで、卒業後や、恋人が地元を離れて引っ越してったなどでもよくある光景である。恋人と一緒にいたころは、デートのために服を選んだり、化粧して、おしゃれな顔に仕上げていた。失恋したばかりの女性が、おしゃれして街に出ることさえ、過去の気力を無くしており、当然孤独でいることに慣れる決意であることを表現している。

失恋して心が傷ついても、ため息ばかりで落ち込まないで、人生を大切にするために、孤独でも、つらくても一生懸命で、かろうじて苦難を乗り越えて成長していく。もう一度元気を取り戻して、未来の自分をもっと素敵にしていこうとしている。失恋の悲しみを抱えながらも、悲しみに負けたくないので、せめて今夜だけでも元気に過ごし、楽しい気分になりたいという気持ちが描かれている。

孤独を感じ、涙を流しながら寝て悩んでいて、過去のつらいことをふりかえるのはもう昨日までにする。昨日まで涙を流し続け、腫れた目が落ちつく頃には、気持ちを切り替えて前に進んで行こうとしている。でも、泣くのが本当に昨日までであるというのは不明で、数日経てば悲しみは消えるかどうかはわからないので、立ち直るのが早すぎると思っている。

失恋して心が傷ついても、過去のつらいことの思い出にとらわれないで、悲しみに沈まないで、過去との決別をする様子で、勇気を取り戻して、新たな未来に向かっていく。失恋の悲しみを抱えながらも、悲しみに負けたくないので、せめて今夜だけでも落ち込まずに、最高の自分でいたいという気持ちが描かれている。

自分らしさの大切さについては、もし、失恋した状態で、このまま自分らしさを失ってしまったら、絶望に陥り、今の自分は無く、立派な大人になれなかったかもしれない。たとえどんなに遠く離れてても、どんなにつらくても、気を取り直して、自分らしさを見失わないように努力して、成長していくのである。二度と過去の学生生活には戻りたくない気持ちなので、苦難を乗り越えて大人になっていくのである。

音域データ[編集]

  • オリジナル…最低音=B♮2(約246.94Hz)、最高音=D4(約587.33Hz)かE4(約659.26Hz)。

関連項目[編集]