あばよ!明日の由紀
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あばよ!明日の由紀(あばよあしたのゆき)とは、光瀬龍のSF作品で、1969~80年代ころに雑誌やSF短編集などに掲載された。
あらすじ[編集]
高校生の戸沢章二は、同級生の白川麗子にラブレターを渡すが振られてしまう。その夜、章二は「美少女になって男を次々に振ってみたい」と思いながら眠りに就く。
章二は、逢坂由紀という美しい不良少女になってゴーゴーホールにいることに気付く。不良少女同士の喧嘩に勝ち、他の不良少女たちからは尊敬されるが「俺は男だ」と言ったために男たちからは「ケッタイなオナゴやで」と言われる。
章二と由紀は出逢い、自分たちは、ルイ・オサリバンという人物によって、心を入れ替える実験台にされたのだということを突き止める。
その他[編集]
心の入れ替わりは瞬間的に起こるわけではなく、徐々に起こる。「俺は男だ」と言ったときには完全に入れ替わっているが、喧嘩の場面では半分由紀、半分章二の状態である。
本作品中では「不良少女」を無理矢理「ズベコウ」と読ませる。
ゴーゴーホールとはディスコのことである。