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uBlock Origin

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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Ublock Originから転送)
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uBlock Origin
初版 2014年6月23日
リポジトリ https://github.com/gorhill/uBlock
プログラミング言語 JavaScript
ライセンス GPL v3
種別 コンテンツブロッカー
公式サイト https://github.com/gorhill/uBlock
テンプレートを表示

uBlock Origin(ユーブロック・オリジン、/ˈjuːblɒk/)とは、コンテンツブロッカーである。自由かつオープンソースなソフトウェアである。広告や追跡、ポップアップなどをブロックすることができる。[1]

概要[編集]

同様の拡張機能よりも軽量であり、ユーザーがブラウザー上でどのコンテンツを受け入れるか否かを選択する自由を尊重している。[2][3][4][5]また、Librewolfにプリインストールされている。[6]

歴史[編集]

  • 2014年7月23日、Raymond Hillにより初版がリリース。当時は‘‘μBlock’’との名前だったが、初めてみた時に発音が分からないとの理由で今のuBlockと改名された。

開発は高度なユーザー向けのuMatrixという拡張機能に加えて、HTTP Switchboardのコードベースからフォークされて始められた。

  • 2015年4月、5月にかけて、このuBlockプロジェクトはRaymond HillからChris Aljoudiに譲渡された後、Hillがそれをフォークする形でUblock Originとして、分裂した。
  • 「uBlock Origin」は元の開発者による取り組みが続けられることとなり、[7]2024年現在でも寄付を一切受け付けていない。[8]

Manifest V3への対応[編集]

Googleは拡張機能の仕様について「Manifest」と呼ばれるものを制定しており、2025年3月時点での最新版は「Manifest V3」である。uBlock OriginはManifest V2に基づいて実装されており、この仕様に基づく拡張機能は2025年6月を目処に使えなくなることがアナウンスされていた。

しかし、Google ChromeでuBlock Originを使用している利用者には予定より3ヶ月も早い3月の段階で「この拡張機能のサポートは終了しました」と表示されていることが報告されており[9]、利用者を騙すようなこうしたGoogleの動きに嫌気がさし、FireFoxなどに転換しようとするユーザもいるようだ(Firefoxでは継続して利用できるため)。

なお、Manifest V3に対応した「uBlock Origin lite」も公開されているものの、設定の柔軟さやブロックされる広告などはuBlock Originに及ばないとされる。また、uBlock Originが継続して使用できるように機能サポートを続けると表明したMozillaであるが、2024年にuBlock Origin LiteがMozillaのポリシー違反である旨のメールが開発者に届き、その対応に不満を抱いたことでFirefox Add-onsからuBlock Origin Liteを削除したことがあった[10]

脚注[編集]

注記[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちがUBlock Originの項目をおカタく解説しています。