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Rest:削除されたジョーク/リア十

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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リア十(リアじゅう)とは、リア充でないと手に入らないという不思議な十円玉これはエイプリルフールネタです!

芳香[編集]

外観や貨幣価値は通常の十円玉と変わらないが、強い芳香を放っており、周囲(半径10m程度以内)の人々が近寄ってくるようになっている。そして友人が増えるわけである。芳香の成分については明らかにされていないが、持っていると、年齢や性別、身分などに関係なく、ほとんどの人が近寄ってくることから、麻酔作用のある成分が含まれていると考えられている。実際にリア十を持っている人に遭遇したことがある人の話では、リア十の香りをかいだ途端、自制心がなくなり、体がリア十のある方向に引き寄せられていくという。動くのには不自由しなかった、見えにくくなったり聞こえにくくなったりすることもなかったという証言が多いことから、主に自制心に関わる前頭前野の働きを減退させる成分であると考えられている。ただし、高齢者は若干聞こえにくくなることがあるとの報告もある。麻酔効果が継続するのは1枚につき5分程度だという。

成分転移[編集]

また、リア十を持っている人は、他人の持っている十円玉をもリア十にする欲望を持つことが分かっている。

リア十がリア十でない十円玉に触れると、触れた面の芳香の成分の90%程度がその十円玉に移ることが知られている。これを成分転移という。あくまで触れた面だけであるため、片面だけがリア十である十円玉も存在する。100%ではなく90%程度であるため、成分転移を繰り返すたびに芳香の成分は減少していき、最終的には検出できないほどにまで落ち込む。このため、リア十で支払い、これがレジに入れられて他の十円玉といくつも接触すると、芳香の成分は急激に減少することになる。芳香の成分がどれくらい残っているものをリア十と呼ぶかについて明確な定義はないが、コレクターの間では、両面に芳香の成分が塗られているとき、半径10m以内にいる人の3分の2以上が近寄ってくるものをリア十とみなすことが多いようである。すなわち、成分転移を4回繰り返すとリア十ではなくなることになる。

これが続くのであれば、いずれリア十は出回らなくなってしまいそうであるが、リア十の枚数が元の3分の1を切ってくると、元通りの枚数に戻る傾向がある。何者かが芳香の成分を塗っていると思われるが、どこの誰なのかは一切不明である。ただし、地域差がほとんどなく一斉に枚数が増えることから、全国に多数塗っている者がいる可能性が高い。3、4年の周期でこれを繰り返している。また、一番多いときでも、その枚数は1万枚に1枚程度だといわれているため、日ごろから相当多数の人に会っていないと得ることが困難である。銀行で両替して手に入れようとしても、銀行では十円玉同士が盛んに触れ合っているため、成分転移でどんどん成分が少なくなっていくので、両替での入手は不可能であり、成分転移で得るしかない。これがリア充でないと手に入らないとされるゆえんである。