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出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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金魚の原種[編集]

作成者: ディドー
2024年10月13日 作成

最近、エンブログが結構、過疎ってる。ある時は結構更新があったのに。

活性化図る訳では無いけど、この記事は個人的メモですが、あげておきます。

インターネット上を見ていると「金魚の原種はギベリオブナ」という文面の文章が多くある。しかし、ある時Twitterを眺めてたら「金魚の原種はCarassius gibelio」というTweetを見つけた。頭の中の知識と一致しなかったので調べてみた。

まず、日本語版ウィキペディアをみると以下のようになっている。出典は削除した。

近年、DNA分析の結果ギベリオブナ Carassius gibelio (Bloch, 1782)が直接の先祖にあたることが判明した。そのため、本来記載年の古いCarassius auratusが先取権の原理によりギベリオブナの学名になるはずだが、Opinion 2027によりギベリオブナの学名はCarassius gibelioのままとなった。しかしながら、別のDNA解析の結果では中国南部に生息するCarassius auratus auratus、特に長江下流の系統からの母系を起源に持つという結果も出ている。

一方、英語版ウィキペディアにはこう書いてある。同じく出典は削除して、こっちは翻訳した。

金魚の分類についてはかなりの議論がある。以前は、ヨーロッパフナ (Carassius carassius)、またはギベリオブナ(Carassius gibelio)の亜種であると考えられていた。しかし、近年の遺伝子分析はそうではなく、金魚は中国南部原産のC. auratusを家畜化した品種であることを示唆している。

--enwp:Goldfish, 版番1249250834より抜粋転記。

まず、日本語でギベリオブナが原種だとする出典はMSN産経ニュースの記事だ。元記事は削除されているが、Wayback Machineに魚拓が残っている。だが、Wayback Machineは只今落ちているので閲覧不能状態である。で、元論文を探した所、Komiyamaら (2009)であると特定出来た。

アブジェクトしか読んでない(PDFがネットに落ちてなかった)のであれだが、「キンギョのミトコンドリアDNA(以下:mtDNA)の配列を決定して、ギンブナ及びギベリオブナと比較して見た。結果は、ギンブナとは無関係で、ギベリオブナ2グループの内のどっちかに由来すると考えた」という内容らしい。C. auratusとの比較はアブジェクトを読む限りしていなさそう。

次に日本語版と英語版でC. auratusが原種であるとした出典はWangら (2013)だ。

Wangら (2013)は、「フナと金魚のmtDNA塩基配列を比較した結果から、金魚の原種は長江下流の中国産フナである」というもの。

更に調べるとRylkováら(2017)は、「mtDNAシトクロムb遺伝子を比較した結果、金魚には様々な品種が存在するが、単系統性(=ひとまとまり)であり、ギベリオブナとは入れ子にはなっておらず、姉妹系統であった」と指摘していた。

纏めると金魚の原種は‘‘Carassius auratus auratus’’で良さそうだ。

出典

5月の終わり[編集]

作成者: ディドー
2023年(令和6年)4月29日 作成

5月も終わり、6月に入った。

前回の投稿で、「一ヶ月の間、一日一記事、ドジョウの記事を作る」と宣言。それから一ヶ月経った。この宣言は無事に達成出来てよかった。

ブログ始める&決意表明[編集]

作成者: ディドー
2023年(令和6年)4月29日 作成


数ヶ月前からエンブログをやろうと思ってましたが、決心がついた?ので書いてみます。

私は最近、ドジョウ類の記事の更新を結構頑張っていますが、5月いっぱい1日1記事ドジョウの記事を書こうと思ってます。とりあえず、日本産ドジョウを全35種を制覇したい思います。このブログ記事作成時点で23種の記事があるので後は12種。思った程少なかったです。