RSウイルス

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RSウイルス(あーるえすういるす,Respiratory syncytial virus)はRNAウイルスの一種で呼吸器の感染症を引き起こす病原体である。

概要[編集]

患者の約75%以上が1歳以下の小児である。「飛まつ感染」(患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込む)が主な感染経路である。「接触感染」(ウイルスが付着した手を介して広がる)もある。

症状[編集]

潜伏期間は4〜6日。症状は、「発熱」「鼻汁」「咳」など。軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々がある。重症例では、呼吸困難などで入院が必要となる場合がある。 通常は数日から1週間くらいで徐々によくなる。生後1歳までにほぼ半数の子どもが感染する。2~3歳までにほぼ全ての子どもが罹患する。

予防接種[編集]

特にない。