PHANTOM DARKNESS
PHANTOM DARKNESS(ファントム・ダークネス)とは、カードゲーム「遊戯王デュエルモンスターズ」シリーズのブースターパックの1つ。2007年11月に発売された。
概要[編集]
アニメ「遊戯王デュエルモンスターズGX」の放送が終盤に差し掛かった時期に発売されたパック。表紙を飾るのはヤンデレの僕っ子ことユベル。ただし可愛い第一形態のユベルではなくゲテモノと化したユベル最終形態である。CMでは彼(彼女?)が思いを寄せている遊城十代が「ユベルーーーーーーー!!」と絶叫する。恋人に名前を絶叫して呼んでもらえてよかったねユベル。
名前の通り、闇属性をサポートするカードが大量に収録された。闇属性は遊戯王においては非常に優遇されている属性だが、このパックの登場で闇属性の優遇が一層顕著になった。もっとも、登場したモンスターは「ダーク・クリエイター」「ダーク・ホルス・ドラゴン」「ダーク・ネフティス」など、既存のモンスター達を真っ黒に染めて「ダーク」をつけただけなので、手抜きだという指摘・批判を浴びることがある。モンスター達を闇落ちさせるだけの簡単なお仕事です。
このパックはカードゲームのバランス、環境を破壊したパックとしても有名である。事実上、相手のフィールド上のカードをたいしたコストもなく3枚破壊する上に、一見難しそうに見えて実際は簡単な条件で特殊召喚できるという規格外の性能を持つ「ダーク・アームド・ドラゴン」を筆頭に、「終末の騎士」など、おかしな性能のカードが大量に登場、環境はダーク・アームド・ドラゴン達に破壊されつくした。ダーク・アームド・ドラゴンはただのレアというレアリティで財布に優しかったが、日本に遅れて登場した海外ではその性能に目をつけられて1箱買っても出るかどうかわからないシークレットレアに昇格させられ、海外のデュエリスト達の財布にバーサーカーソウルを叩き込んだ。そのため海外のデュエリスト達は財布とデュエルバランスの両方に打撃を受け「DAMNED!(畜生!)」と叫んだ。このDAMNED!がダーク・アームド・ドラゴンの通称となり、ダムドと呼ばれるようになった。ダーク・アームド・ドラゴンを略してダムドと呼ぶというのは間違いである。
このパックの衝撃はそれだけに留まらなかった。極めつけに、このパックの略称が「PTDN」と、某ホモビを彷彿とさせる略称であったため、遊戯王はホモのやるゲームという風評被害を生むこととなってしまった。